これまでの翻訳作品(共訳・翻訳協力含む)を刊行年の新しい順に紹介させてください。 ◆『料理メニューからひもとく歴史的瞬間』(ヴィンセント・フランクリン、アレックス・ジョンソン著 ガイアブックス刊) www.gaiajapan.co.jp ◆『世界のワイン図鑑 第8版…
クリス・ヘムズワースの「筋肉の鍛え方」― アベンジャーズ式上半身の筋トレとは? https://www.esquire.com/jp/menshealth/fitness/a29779796/chris-hemsworth-dumbbell-training-muscle/ 風邪のとき「筋トレ」、しても大丈夫?https://www.esquire.com/jp/m…
朝から降り続いた大雨と雷が午後に入ってようやく落ちついてきた金曜日の夜、自分を除く参加者全員がソムリエまたはワインエキスパートという、いわば「虎の穴」のようなテイスティング勉強会に参加させていただいた。参加するのは今回が2度目だった。 頭の…
上野で開催されていたクリムト展に行けず、がっかりしていたのですが、愛知県の豊田市でも7月末からクリムト展が開催されると知り、どんなにうれしかったことか。もう内心、小躍りしながら行ってきました。 展示を見る前に驚いたのは豊田市美術館の規模の大…
『ジャズ・エイジは終わらない』 小説のタイトルのようだけれど、F・スコット・フィツジェラルド作品の解説書だ。この作家の解説書を読むのはこれが3冊目で、そのたびにもう一度彼の作品を読み直すことがこれまで何度もあって、そのたびに、自分はこの作家の…
日本ワインとナチュラルチーズ セミナー 2019年5月 今回のワインは長野県中野市にあるたかやしろファーム&ワイナリーの4本。 ソービニヨンブランとシェーブルの相性を再発見しよう!というテーマのもと開催されました。 ワインリストと感想 2017たかやしろ…
いろいろと忙しく過ごしていたせいか、チーズとワインセミナーの投稿も1年あいてしまいました。反省……。毎回学ぶことの多いセミナーですが、今回はとくに強い印象を受けたワインだったので記憶が鮮明なうちにまとめておきます。 テイスティングのトレーニン…
またも間があいてしまいました。 先日鑑賞した『グリーンブック』は今年度アカデミー賞の作品賞に輝いた作品です。 あらすじは以下の通り。 ”時は1962年、ニューヨークの一流ナイトクラブで用心棒を務めるトニーは、ガサツで無学だが、腕っぷしとハッタリで…
もう4月なかばですが、2月のセミナー内容をいまごろまとめております……。 今回はソーヴィニヨン・ブランの飲みくらべという趣向で、日本ワイン4種プラスフランス産1種をいただきました。特徴をつかむためにもっと飲んでみたいと思っていた品種なのでとてもう…
ワインジャーナリストのジェイミー・グッド氏が来日され、長野県のワイン産地を訪問された様子がご自身のブログに掲載されていました。彼の著書『I taste red』の邦訳『ワインの味の科学』に翻訳協力したこともあって、同氏が日本のワインにどんな感想を抱か…
年頭に、週に一度はブログを更新することを目標の一つに据えておきながら、すでに守れていません。それはともかく、この1月から始まった出版記念イベントについて反省をしておきたいと思います。 ============================…
今年一回目の講座は深川ワイナリーとチーズ4種。深川とはどこかといえば、東京都江東区深川です。あの江東区深川にワイナリーができたのです。これだけでも驚き。ここから遠からぬ清澄白河にもフジマル醸造所があり、どうやらいまはちょっとした「都市型ワイ…
年が明けて9日めにこんなことを書くのはやや遅いのですが、久しぶりにきちんとブログを書きたくなり、それならば年頭にふさわしいテーマでびしっと決めたいという欲望が募り、このようなテーマをぶちあげました(というほど壮大なテーマではないですが……。…
新しい翻訳書の案内と出版記念イベントのお知らせをします。この1月にガイアブックスより『世界のビール図鑑』が発売されます。 本書は、ドイツ、イギリス、チェコ、アメリカなどのビール伝統国やビール大国だけでなく、南アフリカ、ベトナム、中国、そして…
ずいぶん間があいてしまいましたが、新しい翻訳書の案内と出版記念イベントのお知らせをします。この1月にガイアブックスより『世界のビール図鑑』が発売されます。 本書は、ドイツ、イギリス、チェコ、アメリカなどのビール伝統国やビール大国だけでなく、…
久しぶりの投稿となってしまいましたが、今日は拙訳書を紹介させてください。 『The WINE ワインを愛する人のスタンダード&テイスティングガイド』日本文芸社刊 カラフルでわかりやすい図説とイラストが満載の、読み手に優しいワイン教科書です。 お好きな…
1700年代なかばから1800年代にかけて、シャンパンは商人による小規模な商いから一大産業へと発展していった。その陰には化学や生物学の発達と機械化の進歩があっただけではない。市場調査と宣伝活動の重要性をつねに念頭においていたことも、産業としての発…
*前回取り上げた、キプロスのハルミチーズのDPO申請のその後についての記事を訳してみましたが、ここで語られる「キプロス問題」に悩みました。というのも、キプロス問題というと、1974年のクーデターによって起こった、南部ギリシャ系のキプロス共和国(キ…
*「シャンパン歴史物語」を少しおやすみして、チーズ関連の記事を翻訳してみました。 『キプロスのハルミチーズをめぐる攻防』 2014年7月10日 遠からず、「ハルミ」という呼称は、地中海の島国キプロス産の、かむとキュッキュと音がするチーズに限定される…
シャンパンで祝杯をあげる伝統はフランス王室から始まった。5世紀の終わりごろ、同国を支配した君主クローヴィスがランスの大聖堂で洗礼を受けてカトリックに改宗し、このころからフランス王室ではシャンパーニュ地方のワインが好んで飲まれるようになった。…
1章 シャンパンの起源 すでに中世のころから、シャンパーニュ地方のワインはフランスの一部地域でよく知られた存在だった。しかしこの地方のブドウ畑は国内でもかなり北にあったため、雨が降って気温が下がる秋までにブドウを熟成させるのが困難だった。で…
今月は国産ワインコンクールで金賞を受賞したワインと各種チーズが登場しました。 左から、昨年に続いて金賞受賞した山形県の朝日町ワイナリーのマイスターセレクション バレルセレクション ルージュ2012(金賞)と遅摘みマスカットベーリーA2012(金賞・カ…