今月は国産ワインコンクールで金賞を受賞したワインと各種チーズが登場しました。
左から、昨年に続いて金賞受賞した山形県の朝日町ワイナリーのマイスターセレクション バレルセレクション ルージュ2012(金賞)と遅摘みマスカットベーリーA2012(金賞・カテゴリー賞・コスパ賞)
★感想★
バレルセレクション:マスカットベーリーA+ブラッククィーン+メルロー フランス産の樽で100樽分製造し、厳選 樽香が強烈!かすかに青みがかっているのはメルローが入っているためだそう。たいして遅摘みマスカットベーリーAは甘いキャンディ香たっぷり。昨年に劣らずとても端正につくられていて、深みのあるまろやかな味で脱帽!
遅摘みマスカットベーリーA2012:キャンディ香と呼ばれる甘い香り。昨年同様、とても端正でバランスのいいワイン
左からフジクレール(あのフジッコ煮のワイナリー)甲州シュール・リー2012(銀賞)とシャトー酒折の甲州ドライ2013(金賞・カテゴリー賞・コスパ賞)
★感想★
シャトー酒折:ピチピチして、たしかにドライ!リンゴのような香りがほのかにする。豆腐など和食に合いそう。
フジクレール 甲州シュールリー:グリーンがかったイエローがとても清々しい。香りが素晴らしく上品、ほのかに甘みあり。甲州らしいワイン
今回のチーズ
左奥から時計まわりに コンテス・ドゥ・ヴィッシー・ミニ、ガプロン・オレ・クリュ、ペルシェ・ド・シェーヴル、フルム・ド・モンブリゾン農家製AOPモンス氏熟成
コンテス・ドゥ・ヴィッシー: オーヴェルニュ産 ひじょうにまろやか
ガプロン:無殺菌乳のガプロン(通常工場製は殺菌乳)黒こしょうがまぶしてあり、赤と相性ぴったり。脂肪分が多いそうで、たしかにコクたっぷり。種類を問わず、無殺菌乳製のチーズは味も香りも野性味というか迫力があります。
ペルシェ・ド・シェーヴル: 山羊乳の青カビは初めていただきました。山羊乳のブルーはつくるのが難しいのだそうです。表面にパセリ状の細かいカビが入っているのが特徴。ブルーといってもシェーブルらしいやわらかな酸味で、モンブリゾンと好対照なおだやかなブルー。大豆や枝豆のような香りがした。ブルー初心者におすすめしたい。
フルムドモンブリゾン:外皮近くがかなり黄色っぽくなっています。このような状態はめずらしいのですが、モンス氏がこの段階で合格点をだしたのですからこれでいいのだきっと!というわけで食べたらピリピリと刺激が強く、くせになりそうな味。かめばかむほど味がでます。